目次

はじめに

第一章　誕生前夜から京城学生時代（1917‐40）
　　一　神の召命を受けるまで
　　　　全国各地でイエスの再臨を訴えた内村鑑三
　　　　三・一独立運動と平安北道定州
　　　　苦難にあえぐ朝鮮の僻村で産声を上げる
　　　　人一倍働き者で子供たちのために生きた母親
　　　　豊かな情緒を育んでくれた故郷の山河
　　　　誰もできない難しいことをやる
　　　　逆族にならなければ王になる
　　　　書堂から五山普通学校に編入
　　　　家族が揃ってキリスト教に改宗
　　　　顕現したイエス・キリストから使命を託される
　　　　定州公立普通学校の卒業式で雄弁を振るう

　　二　修道と真理探究に明け暮れた学生時代
　　　　現代科学を知るため京城商工実務学校電気科に入学
　　　　神霊的なイエス教明水台教会に通う
　　　　人知れず修道の道を歩む
　　　　神社参拝にどのように対したか

第二章　日本留学時代と「光復節」（1941‐45）
　　一　日本留学時代
　　　　国を愛する心にあふれて
　　　　早稲田大学付属早稲田高等工学校に入学
　　　　建築科学生、厳徳紋氏の証言
　　　　三橋家に下宿
　　　　「治安維持法」とキリスト教の弾圧
　　　　日本留学時代の思い出
　　　　「宇宙主管を願ふ前に我を主管せよ」
　　　　崑崙丸撃沈事件

　　二　帰国後の逮捕と「光復節」を迎えて
　　　　就職と結婚
　　　　京畿道警察部での拷問
　　　　恩讐を愛する天の伝統
　　　　文龍基氏の証言
　　　　「真理」の解明
　　　　キリスト教の課題と「統一原理」
　　　　万歳を叫ぶことができなかった「光復節」
　　　　キリスト教徒の大量殺害計画
　　　　神霊集団の指導者、白南柱・李龍道・金百文
　　　　文青年に対する祝福と金百文の不信

第三章　北朝鮮での伝道活動と受難（1946‐50）
　　一　平壌での伝道と勾留
　　　　一九四六年ごろの北朝鮮事情
　　　　金仁珠さんの証
　　　　金元弼氏の証言
　　　　聖主教団と腹中教
　　　　平壌の大同保安署に勾留
　　　　啓示を受けた婦人(1)
　　　　啓示を受けた婦人(2)
　　　　再逮捕と裁判
　　　　平壌刑務所に収監

　　二　興南での強制労働と朝鮮戦争
　　　　十人一組のノルマによる労働
　　　　「監獄内の聖者　文鮮明氏」
　　　　金仁鎬氏の証言
　　　　朴正華氏の証言(1)
　　　　朴正華氏の証言(2)
　　　　興南収容所の実態
　　　　面会に来た弟子と母親
　　　　朝鮮戦争勃発と興南収容所
　　　　興南収容所からの解放
　　　　興南収容所における文師の所感

第四章　釜山への非難と開拓伝道（1951‐53）
　　一　平壌から釜山への避難
　　　　興南から信徒のいる平壌へ
　　　　平壌滞在の四〇日間
　　　　平壌から避難民として南下
　　　　龍媒島での出来事と三八度線での祈り
　　　　ソウルから釜山を目指して

　　二　釜山での開拓伝道
　　　　厳徳紋氏の証言
　　　　「原理原本」の執筆
　　　　「天父山天宙第一聖地」
　　　　ポムネッコルに小屋を建設
　　　　釜山で最初に伝道された姜伝道師
　　　　三日間の地獄を体験
　　　　揺れ動く姜伝道師
　　　　李耀翰牧師の証言
　　　　妻子との再会と金元弼氏の結婚
　　　　初めての四〇日開拓伝道
　　　　「原理原本」読んで感泣した劉孝元氏

第五章　国家的弾圧と韓鶴子女史との歩み（1954‐67）
　　一　「梨花女子大事件」と西大門刑務所勾留
　　　　世界基督教統一神霊協会の創立
　　　　梁允永講師の入信
　　　　VIPを伝道する梁講師
　　　　崔元福教授の入信
　　　　金永雲教授の入信
　　　　「梨花女子大事件」の真相
　　　　黄煥寀氏の証言
　　　　当時の新聞報道
　　　　文師の逮捕・送検と新聞報道
　　　　西大門刑務所内における文師
　　　　共に勾留された金元弼氏の証言
　　　　文師は無罪で釈放

　　二　韓鶴子女史の誕生と文師との結婚
　　　　洪順愛女子の入信
　　　　韓鶴子女史の誕生と洪女史と文師の出会い
　　　　文師と韓女史との出会い
　　　　文師の結婚と七年路程
　　　　韓鶴子女史の勝利と「メシヤ宣言」

おわりに

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