来月10日発行の『祝福家庭』秋季号から、「国際家庭の証」の掲載を再開することになりました。今回は、アンゴラと日本の国際家庭、カジミロ・ジョゼさんと荒木美敏(みさ)さん夫妻です。ご主人のカジミロさんは日本語ができないため、荒木美敏さんの手記をもとに文章を整理しました。
5年ぶりに同コーナーを再開したのは、徳野英治・世界平和統一家庭連合(旧 世界基督教統一神霊協会)会長から、和歌山教会所属の荒木さん夫妻を紹介されたのがきっかけです。
今年4月19日、徳野会長が和歌山教会を訪問され、記念礼拝を行いました。その礼拝の終わりに、参加した家庭ごとに徳野会長からプレゼントが手渡される時間がありました。その時に、徳野会長とカジミロさんが英語で少し会話をされたのです。そばに寄り添う荒木さんと子供たちの笑顔が、「とても印象的だった」とのことでした。
東京に戻られた際、徳野会長から「和歌山教会には、笑顔がすてきな国際家庭がいる」との紹介を受け、祝福家庭誌に掲載することになったのです。
荒木家庭は、アンゴラ人(アンゴラ共和国〈アフリカ南西部〉)のカジミロさんと、美敏さんとの間に、5人の子供たちがいます。神様への信仰と愛情で固く結ばれた家庭を築くまでには、文字どおり波乱万丈の人生がありました。
1995年、アンゴラ難民のカジミロさんがアフリカのザイール(現在のコンゴ民主共和国)教会所属であったため、荒木さんはザイールで家庭を出発しました。その後、2度の内戦、貨物船での国外脱出、日本で無一物からの再スタートと、困難な環境の中でも、家族が支え合ってきました。
「国際家庭の証」の再開第一弾として、荒木さんの証をお届けします。
(F)