四大心情圏

神様は、「愛を通じて喜びを得ようとする情的な衝動」、「愛したくてたまらないという心情」から、被造世界を創造されました。愛の対象として、人間と万物を創造されたのです。ですから、心情と愛は表裏一体の関係にあると言えます。

四大心情圏を中心として見てみるとき、夫婦はお互いが自分を完成させてくれる絶対的な存在です。夫は、妻に神様の息子を迎えさせる立場であり、天の兄・弟を迎えさせる立場であり、天の夫を迎えさせる立場であり、天の父を迎えさせる立場です。妻も、夫に神様の娘を迎えさせる立場であり、天の姉・妹、天の妻を迎えさせる立場に立つのです。

夫婦の愛は、神様の陽性と陰性の愛、人類の男性と女性の愛、ひいては全宇宙の陽性と陰性の愛を代表します。夫婦の愛の中には神様の愛だけでなく、人間を含む全被造世界の愛が内包されているのです。夫婦の愛は、神様の愛と家庭的愛と被造世界の愛を総合的に網羅した総合愛なのです。

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